FXでニュースがない時に急激な変動をした時は調整を逆張りで狙おう

FXで通貨を売買する場合、初めて取引する場合はシステムにログインして、通貨の値だけを頼りにして行うということが多いと思います。
自分もそうで、値の変化をしばらく見ていて、一気に上がったところで買い、逆に一気に下がったら売りという売買を行っていました。
順張りという買い方です。
ただ、この売買の仕方だと、あまりうまくいかないことが多かったです。
たとえば、一気に上がったところで買いを入れると、なぜかその時点で反転して値が下がってしまうということがよくあったのです。
どうしてそういうことになるのか考えてみたんですが、わかったのは、チャートを見るようになってからでした。
数字による変動だけだとわからなかったのですが、チャートを見ていると、一気に上がった後は一気に下がる、一気に下がったら一気に上がるということを繰り返していたのです。
つまり、調整と呼ばれるものです。
FXにおいて、値の変動というのは、上がりっぱなしだったり、下がりっぱなしということはほとんどないんです。
たとえ、上昇トレンドと呼ばれる上げ相場だったとしても、上がったり下がったりを交互に繰り返しているんです。
それがわかった後、今度は、一気に上がったら売り、一気に下がったら買いという注文を出してみました。
これは逆張りという売買の仕方です。
すると、調整で値が戻った時に利益を上げられるようになりました。
勿論、いつもうまくいくわけではありません。
一気に上がったので売り注文を出したら、そのままずっと上がっていったということもあります。
しかし、ほとんどの場合、一気に変動した時は調整が入りました。
また、チャートを見ていると、急激な値の変化で直後に調整が入らなかった時でも、数時間、あるいは一日経ってから値が戻ってくるということもありました。
そういったことから、逆張りはかなり有効な売買方法と言えると思います。
逆張りをする時に注意したいのは、急激な値の変化の原因を把握しておくということだと思います。
原因を把握するためにも、信頼できるFX業者の公開情報には目を通しておきましょう。
たとえば、自分は、値が一気に下がったので買い注文を入れたら、そのままずっと下がりっぱなしということがありました。
インターネットの掲示板やニュースなどを見ても、なぜ調整せずに、値がずっと下がっているのかわかりませんでした。
損切りをした後、もうそろそろ反転するだろうと思って、また買い注文を入れたけど、やはり、また下がってしまったということになりました。
後で知ったことですが、この時、海外で長期金利が下がっていたそうです。
つまり、下がる根拠があって下げていたわけです。
もし、このニュースを知っていれば、逆張りを続けることはなかったでしょう。
このように、状況によってはずっと下がり続けるということもあるということを知っておくといいと思います。
逆張りが有効なのは、特にこれといったニュースがない中で、値がぽんと上がったり下がったりした時だと思います。
投資をする人の心理として、特にニュースがないのに急激に値が変化した場合、順張りで注文を出すというのはちょっと怖いものです。
そうなれば、買う人と売る人のバランスは崩れますから、調整が入ります。
順張りを張れば、その調整で利益を上げられる可能性が高くなるわけです。
FXの外国為替レートの仕組みはこちらをご覧ください。

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